仲人のしきたり
2006年03月29日
喜びに満ちた結納の品々
昨日、以前より仲人を頼まれていました男性社員の結納で湯前町に行ってきました。熊本市内より寒く昼間でも外は2〜3℃だったようです。
都会では仲人をたてて結婚をやる人は少なくなったそうですが、
熊本でも少なくなっています。
それでも依頼があればおめでたいことですので、お引き受けしています。
だいだいお嫁さん側のご家族とは初対面になるので何度やっても玄関前では緊張します。
昨日は寒い中にもかかわらず、先方のお父様が外でわれわれの到着を待っていてくださり、恐縮しました。
そのような感じで、結納の儀は滞りなくすすんでいきました。
ご挨拶のあとは写真のように結納の品を並べます。
左右等いろいろ難しいので私は詳しい方にお任せします。
その後、私の正式な挨拶になります。
「本日はお日柄もよろしく、、、、、、、。」
(実はブツメツ)
日頃使わない言葉が多いので苦労します。
正式結納がすむとお祝いの御膳になります。
お嫁さん側の関係者の方はあまり飲まれないとの事でしたが、
そこは球磨焼酎の本場。
「昔はストレートでグイグイ飲みよった」
「よその焼酎はうすくていかん!」等等。
《注:ここは昔ジャンケンして負けた方が焼酎を一気飲みするゲームがあった地域です。》
の会話で、さしつさされつ、初対面のご両家が昔からのご親戚のようになごやかになりました。
お役目、果たせたかな!!
帰りにはお嫁さんのお父上様の丹精こめられた白菜と持参したみかんの交換。
新婚旅行は以前聞いたときはエジプト希望とのことでしたが、昨日はシンガポール、オーストラリアで意見が分かれているようでした。
こういう議論は楽しいものです。
うらやましい限りです。
最後になりましたが、お二人の幸せとご両家の幾久しいお付き合いとご繁栄をお祈り申し上げます。
いいお酒がはいり、帰りの車では、2時間たっぷり熟睡しました。
(こういう昔のしきたりも人と人とのつながりを深め、犯罪率の減少になったり、田舎ではひとり暮らしの方が多くなった昨今の高齢化社会にはよい事なのではと夢みていました。)
追記:
前回のお知らせしました晩白柚のご希望の方は、お名前・ご住所・電話番号を明記の上、2月12日(日)まで、(消印有効)下記の要領でお申し込みください。
・郵送のかたは、 〒862-0957 熊本市菅原町3−26 松合食品(株)熊本営業所 晩白柚 係まで。
・FAXご利用のかたは、松合食品(株)熊本営業所 晩白柚係 FAX番号096-371-3312
・メールにてご応募のかたは、私は詳しくないのでどの方法がベストか詳しいかたに相談しています。(スミマセン(-_-;)もうしばらくお待ちください。)
ご応募おまちいたしております。