「阿蘇草原応援企業サポーター認証制度」で認定されました
2021年12月31日
この度、熊本県は阿蘇の草原維持活動に積極的な企業・団体を認証する『阿蘇草原応援企業サポーター認証制度』を創設され、初回認定企業として弊社が認定いただけました。

【 熊本県庁にて蒲島熊本県知事さんより認定証をいただきました】
公益財団法人阿蘇グリーンストック様への永年、寄付と人的支援(社員による野焼き・輪地切りへの参加)、耕作放棄地での無農薬大豆栽培を行わせていただいていますことがご評価いただけたのではと思います。
弊社は、阿蘇で農薬や化学肥料を使わずに大豆を栽培させていただいており阿蘇の恵みの恩恵にあずかっております。
現在は、イノシシや鹿が畑の周りに出没し、鳥獣対策等が大変ですが、この取り組みは継続していかねばと思っております。

何より阿蘇の自然美の素晴らしさは格別です。
心も身体も癒やされる素晴らしい温泉も沢山あります。
この自然豊かな阿蘇を守るため、微力ながら今後もこのような活動を継続していきたいと思っております。

写真は明治初期の私の曾祖父 松浦 源七による醤油販売の様子です。
尊敬する曾祖父に今回の価値ある受賞の報告をしました。
本年中は、大変お世話様になりまして感謝申し上げます。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
『子ども食堂』
2021年12月09日
先日、弊社の本社直売所にて「子ども食堂」を開設いたしました。
今までも、このような活動に支援させていただくことはあったのですが、自社では初めての取り組みでございました。
地元の熊本日日新聞でもご紹介いただき、当日は多くの方々にご来場いただきまして、心より感謝申し上げます。

今回はコロナ禍でもございますので、弊社の取引先様のお弁当を配らせていただくことにいたしました。
また、子どもさんたちのお役に立てるのではないかと思いましてノートと鉛筆もプレゼントいたしました。


お天気にも恵まれ、ご来場いただいた皆様には喜んでいただけたのではないかと思います。
私たちも、子どもさんたちの笑顔から、たくさんの元気をいただきました。
これからもこのような活動を継続していきたいと思っております。

天然醸造丸大豆しょうゆ
2021年11月06日
この度、全国醤油品評会において、天然醸造丸大豆しょうゆが栄えある優秀賞をいただきました。


全国醤油品評会は、その年に造られた全国の醤油から特に優れたものを審査・選考して表彰する業界の催しです。
栽培期間中、農薬や化学肥料を一切使わずに育てた熊本県産の丸大豆や菊池・七城産の小麦を使い、1年以上発酵させて造り上げるこだわりの丸大豆しょうゆの受賞は本当にうれしいです。
全国の醤油各社様が出品されます品評会において、丸大豆しょうゆの味や香りを高くご評価いただけましたこと心より感謝申し上げます。
専門家の方より、「このお醤油はとても良いですね!日本一になってもおかしくない出来栄えですよ。」と、ありがたいお言葉をいただいており、過年「さくら」でいただきました『農林水産大臣賞』を夢みていたのですが、一歩及ばずでした。
これからも皆様により良い製品をお届けすることが出来ますよう、一生懸命、発酵技術の向上を目指して張っていく所存です。
何卒よろしくお願い申し上げます。

最近の農場の状況をお仕えします。
現在、地元の農場での無農薬にんにくの植え付けで担当者は忙しいです。
このにんにくは自社のこだわりのにんにく味噌の原料になります。

また、11月4日は菊池・七城で麦の契約栽培をしていただいています生産者の方々との会議でした。3世代に亘って30年以上お付き合いのある方もおられ ます。
丸大豆しょうゆに使わせていただく小麦、味噌に使わせていただく裸麦を栽培していただいております。
本年の作付け等の協議や意見交換等をさせていただきました。
この生産者の方々との長年にわたる素晴らしい関係に感謝し、大切な農産物を素晴らしい製品にそだてていくよう頑張ります。
生産者の皆様方にも今回の受賞を、ことのほか喜んでいただきました。

稲刈り終わりました
2021年10月23日
先週、宇土にある弊社直営田んぼの稲刈りが終わり新米が収穫出来ました。

2021年10月14日の稲刈りの様子です。スタッフ一同、満面の笑顔です。
収量は昨年の7割程でしたが、なかなか良い出来のようです。
収穫量は天候の具合もありますが、ジャンボタニシの影響により収穫量減となりました。

薬を使えば簡単に駆除できるのでしょうが、無農薬で作っていますので、
ジャンボタニシを手で駆除するのは大変でした。(赤い塊がジャンボタニシの卵です)
ちょっと油断すると、苗が食べられたりしています。

2021年8月6日の稲の様子(写真右下隅がジャンボタニシの被害にあったところ)
ジャンボタニシは、食用に外国から導入されてたようですが、現在は食べる人はいないようです。
これから、にんにくの植え付け、大豆の収穫、麦の植え付けと続きます。
柑橘類(甘夏や晩白柚)の世話まで手が回らないことが悩みです。
日本は、大豆の自給率6%と小麦の自給率13%と言われています。
最近の食糧事情によれば、
日本の気候は麦より米栽培に適しているように思えます。
実際、私共も無農薬での麦栽培には苦労しています。
今年は、お米は余ってしているようですので、
もっと日本人の主食であるお米を食べるようにしたが良いと思います。
お米とお野菜と具だくさんの味噌汁、これが日本人の健康の秘訣ではと思えます。
「食育」としては、学校給食においてももっとお米主体の和食を増やしたほうが良いのではと思います。
私は「まいにち米粉」という本を読んで、米粉パン等いつか作ってみたいと考えています。

玄米酢をテレビでご紹介いただきました
2021年08月31日
2021年8月19日にTKUテレビ熊本さんの朝の情報番組『英太郎のかたらんね』の「まうゴツ!よかコツ!」のコーナーでお酢の特集があり、弊社の『玄米酢』を取り上げていただきました。

当社の玄米酢の原料の玄米は、私たちが自社の農場で、無農薬で育てている玄米のみを使っております。


純米酢は玄米で玄米麹を作り、アルコール発酵させて玄米酒を造り、さらに酢酸発酵・熟成させて『玄米酢』に育てます。

また、お料理のコーナーでは、弊社の商品開発スタッフ(管理栄養士)が『玄米酢』を使った3種のレシピーの実演もさせていただきました。
- 夏野菜のマリネ
- そうめんの緑酢(みどりす)かけ
- クラフト果実酢(クラフトフルーツビネガー)
(かたらんねさんのHPでレシピー紹介されてます)
実際、家庭でつくってみましたが、どれも簡単でとても美味しかったです。
ちなみに、私は玄米酢の炭酸水割りを毎日2~3杯飲んでいます。
数年前から始めましたが、飲み始めてすこぶる体調が良くなったような気がします。
『玄米酢』に感謝の毎日です。
弊社は、昔から醤油・味噌とともに酢も製造しておりましたが、熊本県内でも酢の醸造元としては、知名度が低いので、『英太郎のかたらんね』さんでご紹介いただきまして感謝いたしております。
これからも原料にこだわり、日本に誇る発酵調味料「味噌」「醤油」「酢」を大切に作り続けてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
弊社醤油が県知事賞受賞しました
2021年07月29日
醤油組合主催の令和3年度の県醤油品評会において
お陰様で、前回に引き続き、弊社醤油が最高賞である熊本県知事賞を受賞いたしました。
これを励みに伝統の製法に新しい技術を加え、安心・安全と美味しさをさらに追求して
まいります。
皆様よろしくおねがいいたします。
宇土の自社の圃場で無農薬栽培小麦の刈り入れがおわりました。
無農薬栽培小麦の穂でつくったストローを作りました。
私は、最近、環境保全を考えこの自社製マイストローを持ち歩きしております。


私の子ども時代はこのようなストローだったような気がします。
TKUテレビ熊本『英太郎のかたらんね』さんの取材をうけました
2021年07月02日
先日、本当に有難いことに、TKUテレビ熊本さんから番組取材をうけました。
取材は社内の他のスタッフに任せて、
はじめのうちは、カメラが回っているときは映らないつもりで見守っておりましたが、
後で、ちょっと顔を出す程度と思いカメラの前にたちました。
熊本で有名な吉本興業さん所属の『もっこすファイヤー』の
『のりをさん』と『たくさん』が取材ご担当で、
上手に会話のキャッチボールをしていただけましたので、
とても楽しく弊社の取り組み等をお話しすることができました。
『のりをさん』と『たくさん』は以前にも地元開催のまっちゃ朝市での弊社の味噌盛り放題や
にんにく味噌の原料を栽培しております自社農園を取材に来ていただいておりましたので、
勝手に親近感を感じ、落ち着いてあがることなく、お話しさせていただくことができました。
本当にありがとうございました。
上記の取材の様子は、7月5日(月)に、TKUテレビ熊本の朝の情報番組『英太郎のかたらんね』さんで放送されます。
TKUテレビ熊本さんの「英太郎のかたらんね」のHPに
7月5日(月)放送
月曜日は、視聴者のみなさんの疑問を徹底調査!「ちょチョイと解決!」。宇城市にある食品会社で意外なものが売られている?それも驚く金額で…。一体何を販売している?
とありました。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
世界禁煙デー
2021年06月02日
5月31日は世界禁煙デーでした。

最近は農業関係の内容ばかりを書いておりますで、今日はこの話題にお付き合いください。
平成30(2018)年7月、望まない受動喫煙の防止をはかるための健康増進法の一部を改正する法律が成立し、令和2(2020)年4月1日より全面施行となりました。
これにより、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わってまいりました。
弊社は、この流れのさきを行く『社内禁煙運動』の取り組みを40年以上前より実施しております。
社内での禁煙はもちろんのこと、社内懇親会(忘年会・新年会)の場等におきましても、灰皿無しの禁煙を実施してまいりました。
当初は、変わった社風だと思われていたと思いますが、世の中が弊社の取り組みに追いついてきたようです。
今まで、数十名の社員さんに禁煙を勧めて、皆さんは今も禁煙を続けてくれています。
『たばこ』を止めるくらいなら『会社』を辞めますと言っていた社員さんたちが、現在『この会社に入って良かったことは禁煙できたことです』と言ってくださっています。
社員さんの健康を守ることが、社長の責務とおもい、現在では「ご家族・友人の方にも禁煙を進めてください」とお願いしています。
小麦栽培・稲作・にんにく栽培・梅
2021年05月30日
新型コロナがなかなか収束しませんが、皆様お変わりなくお元気でお過ごしのことと思います。
熊本は、本年は例年より早い梅雨入り(過去2番目に早いとのこと)となりまして雨続きの毎日が続いております。
梅雨の晴れ間を利用して製品の原料としております農産物の農作業を進めておりますが、
なかなか思うようにすすめられず苦慮しております。
作物は力強く日々成長を続けていますが、私たち人間が追い付いていけてないようです。
農業は自然相手で人間は、自然の前では無力だと感じます。
以下は弊社で栽培しております農産物です。
◎丸大豆しょうゆの原料となる小麦は、宇土の自社の圃場で無農薬栽培しております。
スズメやイノシシが畑に入り麦を倒したり食べたりしますが、豊かに色づき収穫寸前です。
(彼らも)一生懸命生きているので少しのおすそ分けはよいのですが、たくさん食べられたり、倒されると収穫が減少し残念です。
小麦の穂は丈夫であってほしいと心から願っています。
無農薬栽培小麦の穂で、ストローを作ろうかと思っておりますが、茎が細すぎるかもしれませんね。

これから刈り取りですが、雨の合間に刈り取り作業を始めます。
◎稲は、今月末に育苗をはじめ宇土の田んぼにて田植えをします。(麦畑とは違う圃場です)
昨年は豊作で食味も高いご評価を受けましたので、今年も社員一同、力を合わせて頑張ります。
◎にんにく味噌の原料のにんにくも宇土の圃場で無農薬栽培しすでに刈り取りを完了し、現在皮むき作業中です。

◎ 梅は今年はかなりの豊作で鈴なりになっています。
数十年間、まったく何もしていない自然栽培梅です。
早い梅雨入りとなったので梅の熟が早く収穫がおいついていません。

今年も稲刈りできました
2020年11月22日
皆様、新型コロナ禍の中、いかがお過ごしでしょうか?
私は、コロナから身を守るには、食生活や運動で自然治癒力をつければいいのではないかと思っています。味噌・しょうゆ・酢の発酵食品が少しでもお役に立てれば幸いです。
皆様ご自愛の上お過ごしくださいませ。
さて、
本年も、宇土の自社農場の稲刈りを無事終えることができました。
田植え後、7月の大雨等により若干、収穫量は少なくなってしまいましたが、
出来栄えは良く、1等級を取ることができました。
自然が相手ですので、美味しく、安心・安全な無農薬米作りは難しいです。
田(圃場)は前場所優勝した大関 正代関のご実家の近くです。
宇土の地は私の子どものころの遊び場所でもあります。
正代関は、今場所は残念ながら負傷により休場となりましたが、
来場所以降のご活躍を期待しております。


味噌しょうゆの主原料である大豆も一部は阿蘇波野で自社栽培しております。
大豆畑の大豆の葉も黄変落葉しはじめ、
茎や莢(さや)が黄褐色に変化し始めていると思います。
最近はイノシシや鹿の被害があり苦労していますが、まもなく収穫です。
農業部門も頑張っていかねばと思っております。